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ディメンショニスト(人間を多次元構造体として捉え施術する治療家)を目指す初学者にとってまず必要な知識は、
・解剖学・生理学・病理学などの基礎医学 ・構造系に対するカイロプラクティックの基礎知識 ・機能系に対する東洋医学の基礎知識 ・意識や霊的な高次元に対する基礎知識 です。そしてこれらの知識をバラバラに寄せ集めるのではなく有機的に結び付けて行くことが重要です。 一例を挙げますと、腰椎5番の棘突起が右に回転しているとします。カイロプラクティックではこれをL-5PRと言います。これは東洋医学で言うと「肝火上炎」が起きている可能性を示唆しています。つまり肝臓に異常が発生しているわけです。さらにその原因は誤った食事(飲酒過多など)か強いストレス(怒りなど)になります。つまり、 精神(怒り)or食事(飲酒過多など)→機能(肝臓)→構造(L-5PR) と言う繋がりがあるわけです。体内における全ての現象はこの3要素が有機的に作用しあってるので単独の知識だけでは不十分なわけです。 したがって多次元構造体の全体像を理解しそれに対するテクニックを習得することがディメンショニストの第一歩となります。 全体像を把握しその異常を処置出来るようになったら、今度は各症状に対する特殊テクニックの習得です。四十肩、坐骨神経痛、膝疾患、寝違え、頭痛その他様々な症状を多次元構造体として解析し治療していきます。ここまでを中級レベルとしましょう。 ここまで来るとかなりの症例に対応出来、治癒率も上がっていきます。しかし、これでも対応しきれない症例も当然出てきます。 中級までは3次元の構造、4次元の気、経絡の処置です。これでも対応出来ないものは5次元レベルの処置が必要になります。この次元になるとそれまでの概念とは全く違ってきます。反転していると言ってもいいです。4次元レベルまでは知識、テクニックを駆使して術者が能動的に患者にアプローチしていきますが、5次元レベルになるとそれまでの知識、テクニックは使わず受動的に患者にアプローチしていきます。少し抽象的な表現になってしまいましたが、4次元を突破して5次元レベルの扉を開くことが出来ればさらに幅が拡がり奇跡的な治療も可能になってきます。ディメンショニストが目指すところはここであり、ここに達してこそ真のディメンショニストと言えます。 まずは初級、中級と確実にレベルを上げていくことが大事で、それだけでも臨床で十分な成果を上げることが出来ますが、そこからさらに探求心と好奇心を持って上の次元を目指していくことがこれからの治療家に求められます。 #
by y-seimeitai
| 2010-06-25 20:42
| ディメンショニスト
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