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東洋思想では人間を小宇宙と捉え、自然と人間は繋がりを持って存在しているとしています。
例えば人間の呼吸数や心拍数、生理周期などが月の律動と密接に繋がっているのは周知の事でしょう 宇宙や自然と人間がダイレクトに影響しあっているならば、それらの変化が即人間に反映されることになります。つまり病気の原因が宇宙の律動や自然環境の変化に由来することも少なくないわけです。だとすると宇宙や自然のメカニズムを理解しなければなりません。と同時にそれらの変化を受け取る側の人間のメカニズムも理解する必要があります。 東洋医学ではこれらを体系付けています。例えば、 肝=春=風 心=夏=暑 脾=長夏=湿 肺=秋=燥 腎=冬=寒 と言うように臓器と季節と天候の関係を説き明かし、診断や治療に反映させています。実際の臨床では梅雨の湿度で脾虚になり膝痛や坐骨神経痛、さらにはうつ病を引き起こすことは珍しくありません。 我々の研究会では東洋医学の概念はもちろん、独自の宇宙論や魂、輪廻転生などを包括した理論の構築に取り組んでいます。 #
by y-seimeitai
| 2010-06-23 21:08
| 人間論と宇宙論
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